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京都大学教育学部同窓会事務局
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研究助成事業・国際賞選考報告


平成28年度 研究助成事業報告

平成28 年度京友会研究助成対象者に対する助成期間は平成29 年9 月30 日をもって終了した。10 月20日までに、7 名全員について報告書を受理した。なお研究費に関する会計報告については、7 名(6 名が70,000 円ずつ、1 名が80,000 円)から研究費の実施内訳及び領収書を受け取り、事務局で確認を行った。

平成28年度 京友会助成対象者

研究部門:

氏 名
学年
講 座
申請内容題目
市川 和也
M1
教育方法学 ドイツにおける中等学校カリキュラムに関する検 討
伊藤すみれ
M2
教育社会学 近代日本における清貧論の系譜―明治後期から大 正期の修養書を中心に―
李 夢迪
M1
生涯教育学 テレビ情報誌にみるコミュニケーション活動の変容
福崎 泰規
M2
比較教育政策学 イギリス公立学校のアカデミー化が教員に与える影響
ジャルガルサイハン・ジャルガルマー
M2
比較教育政策学 モンゴルの高等教育機関における理事会の在り方―学生の参加を中心に―
小谷田裕美子
M1
臨床教育学 修行における「日常性」の問題―G.I. グルジェフと西田幾多郎の理論的枠組みを手がかりとして―
桑本佳代子
D1
臨床実践指導学 自殺のリスクが高い気分障害者への支援に関する調査研究

研究集会部門:

なし

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平成29年度 京友会研究助成委員会選考結果

京友会平成29 年度研究助成事業について、小島 勝委員と松下姫歌委員により審査が行われた。応募は 10 件あり、申請書にもとづいての審査の結果、10 件とも採択された。  審査では、「研究費の補助」については、研究目的・研究計画・助成金の用途・研究業績書・指導教員の推薦書、「研究集会への参加費の補助」については、研究集会の概略・研究報告の要旨・助成金の用途・研究業績書・指導教員の推薦書の記述にもとづき、研究内容の説明の明瞭性や研究計画・助成金の用途の妥当性などが協議された。その結果、いずれも採択に値するとされたが、助成金額については、全体の額が30 万円であることもあり、@説明がわかりやすく、大いに期待がもてる研究、A申請額がやや少ないが、期待がもてる研究、B説明がややわかりにくく、書籍代が主たる用途であるが、熱意が感じられる研究の3 段階で傾斜配分されることになった。

平成28年度 京友会助成対象者

研究部門:

氏 名
学年
講 座
申請内容題目
若松 大輔
M1
教育方法学 S. ワインバーグの歴史教育論の検討―PCK 研究とカリキュラム論の接合に着目して―
宮坂 まみ
D3
教育認知心理学 報酬と罰条件下における制御課題遂行に関わる前頭領域活性:ADHD 傾向との関連についての検討
小保内太紀
M2
教育社会学 多元的現実論に関する理論社会学的研究―バーガーの現象学的社会学を中心に―
趙 相宇
M2
生涯教育学 韓国における「日本的近代遺産」観光の考察
梶原 駿
M1
臨床教育学 分岐点での責任ある判断における自己の「弱さ」に関する 研究―ジョン・デューイの「衝動」概念を手がかりに―
藤居 尚子
D2
臨床実践指導学 自殺をめぐる臨床実践に携わる心理臨床家の困難と 支援ニーズに関する研究
鍛冶 美幸
D3
臨床実践指導学 ロールシャッハテスト人間運動反応の内容分析にお ける動作分析の適用

研究集会部門:

氏 名
学年
講 座
申請内容題目
山口 将典
M1
教育方法学 社会的遊びへの遷移パターンの発達と誤信念理解
高野 了太
M1
教育認知心理学 畏敬の念の功罪―集団間葛藤の観点から―
呉 桐
M2
教育社会学 もう一つのモダンガール―女性のまなざしに着目して―

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平成28年度 同窓会国際賞の選考結果

氏 名
学年
論 文 題 目
李  沐陽(中国)
M1
偶発的語彙学習におけるモバイル端末の使用に関する探索的研究――複数のEFL 国間での比較(Exploring Mobile Device Use for Incidental Vocabulary Learning: A Multinational Study)

本論文は、京都大学教育学部の卒業論文として執筆されたものである。教育学部においては、2016年度に初めて一部の講座で英語での卒業論文の提出が認められるようになったが、本論文はその初年度に提出された英語論文2本のうちの1本である。グローバル化が進む21世紀にますます重要視される外国語の習得において必要不可欠な語彙学習に焦点を合わせ、スマートフォンやiPadのようなモバイル端末の利用に影響する諸要因を検討している。日本と中国、タイという3か国4つの大学において、英語を外国語として学ぶ363人のデータを収集するとともに、モバイル端末を利用する動機や利用しない理由について理解を深めるため、各国から5人ずつ計15人にインタビューを行った。量的方法と質的方法を組み合わせて集められたデータについては、適切かつ複合的に分析されており、言語学習の動機、ならびに答えを見つける必要性といった要因が語彙学習の際のモバイル端末の利用に有意に影響していることが明らかになっている。全体を通して明快かつ的確な論述がなされており、今後の英文による卒業論文に期待される水準を示すものと言える。以上のように、新しい研究課題に果敢に挑戦し、厚みのあるデータを収集・分析し、適切に考察を加えている点で、国際賞にふさわしいと評価された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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